京都縦貫自動車道「老いの坂トンネル」を抜け、亀岡市街に向け走っていくと前方の右側に見える稜線の美しい山があります。
行者山と
独鈷抛山です。
この山裾から南側一帯に開け、国道号372線が走る、自然豊かでのどかな田園地帯が薭田野町です。
古くから開けた歴史の深い町です。
薭田野町は亀岡盆地の中部に位置し、面積は224.87㎡、人口2,600人(平成30年4月1日現在)、町内を国道372号線が貫通し、大阪府豊能郡能勢町を経て大阪市街にも近く、東は大井町と吉川町、西及び北は本梅町、宮前町、千代川町,南は曽我部町と接しています。
交通の利便性も良く、車でJR亀岡駅まで約15分、JR並河駅まで約10分、また京都縦貫道亀岡インター及び大井インターまで約5分です。
町内には小学校と中学校が1校ずつ、保育所・園も有り、毎日、地域の子ども見守り隊の人達に見守られ、元気よく「おはようございます」と挨拶してくれる子ども達の登校風景が見られる安心・安全な町です。
沿革をたどると、1889年(明治22年)4月1日施行の町村制により、佐伯村、太田村、天川村、鹿谷村、柿花村、芦ノ山村、奥条村を区域とする南桑田郡薭田野村が発足し、1955年(昭和30年)1月1日施行の1町、15村の大合併により亀岡市薭田野町となり、現在に至っています。